野村万蔵家を母体とする 「萬狂言」 関西代表 小笠原由祠 (能楽師 和泉流狂言方)のホームページです。
(運営:アトリエ オガ.)
トップページ > これからの活動 > 『新猿楽記』研究 「新猿楽記 cirque de kyoto」プロジェクトとは
「新猿楽記」には平安時代、京都の民衆を熱狂させた「芸能」の豊かさが描かれています。平安に始まった「猿楽」と称され る芸能は、その後の時代の変化に伴い、様々な形に派生しながら現代に息づいています。つまり、現代に繋がる大衆芸能 の原点が「新猿楽記」に描かれています。本企画は平安に始まる芸能の原点が描かれた「新猿楽記」というフィルターを通して現代を見つめまた、現代からも「新猿楽記」というフィルターを通して平安の民衆が熱狂した芸能と文化を見つめなおすことで、現代にまで受け継がれてきた「芸能の遺伝子」を解き明かし、そこに介在してきた民衆のエネルギッシュなパワーとともに、 新たなパフォーマンスとして現代に創成するプロジェクトとして小笠原由祠が藝能考証・主演を勤め、京都市主催により2019~2022年の4年間行なわれました。
公式サイト https://kyoto-steam.com/
■2019年3月 | 「新猿楽記・ Revision~序~」創世プログラムに参加出演 < KYOTO STEAM 公式サイト> |
---|---|
■2020年3月 | 「新猿楽記~cirque de kyoto~」が3月29日(日)に上演予定でしたが、新型コロナウィルスによる影響で中止。内容を変更し映像作品として収録、Youtubeにて動画配信することになりました。 < KYOTO STEAM 公式サイト> 事業報告書はこちら (PDFファイル 4.0MB) |
■2021年3月 | 「梁塵秘抄~cirque de kyoto~」が3月27日(土)に上演。現代につながる大衆芸能のルーツである「猿楽」の高いエンターテインメント性を活かした、京都ならではの 現代的な芸能「CIRQUE de KYOTO(京都のサーカス)」の創作を通じて、平安時代から京都の人々が担ってきた 文化創成のプロセスそのものの具現化に取り組むプログラム。 平安時代に後白河法皇が編纂した『梁塵秘抄』をモチーフとした叙情的なストーリーを背景に、当時の装束等を 随所に配置し、様々なサーカスで構成する京都らしさにあふれる作品に芸能考証・主演。 < KYOTO STEAM 公式サイト> 事業報告書はこちら (PDFファイル 4.7MB) |
■2021年12月 | 「平安拾遺譚 cirque de kyoto」芸能考証、主演。 < KYOTO STEAM 公式サイト> 事業報告書はこちら (PDFファイル 7.0MB) |
「新猿楽記 cirque de kyoto」プロジェクトとは
>> 「これからの活動」へ戻る