野村万蔵家を母体とする 「萬狂言」 関西代表 小笠原由祠 (能楽師 和泉流狂言方)のホームページです。
(運営:アトリエ オガ.)
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「狂言の起源を探って」というテーマで、イタリア伝統仮面劇俳優のアンジェロ・クロッティ氏とともに、 “狂言” と イタリア仮面劇“コンメディア・デッラルテ” のコラボレーション作品を手掛けています。
コンメディア・デッラルテの中に狂言の演技の原型的エッセンスの存在を確認し、 コラボレーションコン作品を創造することで、様式化の中でやや見失われて行った狂言の社会性や多様な劇作的要素を掘り起こす試みです。
アンジェロ氏との共同作業は2008年に始まり、延年公演やワークショップ・シンポジウムにて取り組んで参りました。
アンジェロ・クロッティ氏 |
「TONTO盗人」 |
「はらきれず」 |
コンメディア・デッラルテ ワークショップ |
「うもうて死ぬる」 |
2013年9月2日~5日、アンジェロ クロッティ氏を講師に迎え、4日間にわたりベーシックワークショップを開催。 翌9月6日、総合生涯学習センターにて公開ワークショップ&研究発表会を開催しました。 その様子はこちら (PDF 6.7MB)チラシPDFはこちら |
「うもうて死ぬる」 |
コンメディア・デッラルテを学びたいという要望に応え、2011年に小笠原匡が中心となって立ち上げました。
毎月1回、アトリエ オガ.にて役者や各種アーティスト、一般の人々が集まり、コンメディア・デッラルテ様式のパフォーマンスやエクセサイズで、 自己解放、自己表現に取り組んでいます。
◇代表:小笠原匡 ◇監修:アンジェロ・クロッティ ◇会費:2,000円/月
【その他の活動】
■2011年11月には小笠原匡が京都国民文化祭・京都国際マンガミュージアムイベントにて、
「ネオ狂言×マンガ×仮面劇~赤塚不二夫の世界~」 と題し、赤塚不二夫ギャグ漫画をコンメディア デッラルテ様式にて劇作・演出・主演。
研究会のメンバーも参加しました。
詳しくはこちら
■2012年5月には、NHK BSプレミアムのドキュメンタリー番組 『旅のチカラ』 において、コンメディア・デッラルテ研究会代表として小笠原匡が企画立案に携わらせて頂きました。 (女優の草刈民代さんがイタリアに古くから伝わる仮面喜劇「コンメディア・デッラルテ」に挑戦するという内容です。)
「コンメディア・デッラルテ研究会」の Facebookページはこちら
桃山学院大学の和栗先生、ヴェネツィア カ・フォスカリ大学のルペルティ先生とともに、「中近世の日本とイタリアにおける仮面喜劇の生成発展と現代的実践について」というテーマで研究を行い、シンポジウムやワークショップなどを開催いたしました。(2012年4月~2015年3月) 詳細はこちら
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