野村万蔵家を母体とする 「萬狂言」 関西代表 小笠原由祠 (能楽師 和泉流狂言方)のホームページです。
(運営:アトリエ オガ.)
私儀、この度還暦を迎え記念公演として第十三•第十四回延年之會を、京都、東京の二都市にて開催させていただきます。本公演にて息子・小笠原弘晃が狂言の最高秘曲であり、狂言修行の「卒業論文」とも称される大曲「釣狐」を披かせていただきます。
小笠原由祠は、和泉流にのみ伝わる新年の祝禱芸能「千秋萬歳」を題材にした祝言曲「松囃子」にて舞謡を、又源平合戦を題材にした能「屋島・大事」にて、奈須与市が扇の的を射た著名なエピソードを、仕方を交えて演じる秘曲「奈須与市語」にて語りを、そして「釣狐」にて重厚かつ位のある猟師を独演致します。
芸術院院長・人間国宝である野村萬師をはじめ野村万蔵師、野村万蔵家一門、観世銕之丞師、片山九郎右衛門師、大倉源次郎師(人間国宝)、宝生欣哉師(人間国宝)、その他能楽界重鎮の皆様方に華を添えて頂き豪華な公演となっております。
ぜひご高覧賜れますと幸いに存じます。皆様のご来場をお待ち申し上げております。
小笠原由祠
“延年之會”は、重要無形文化財総合指定保持者 小笠原由祠 が 2015 年に発足しました本格狂言で、これまでに『翁』『釣狐』『花子』をはじめとする、狂言の稀曲大曲を多数上演して参りました。
本年は年初の幕開けに相応しい『元日の語』からお届け致します。
続いて狂言大曲『釣狐』に準ずる『節分』を小笠原弘晃が初演、また小笠原由祠は野村万蔵家専有曲の秘曲で独り狂言『見物左衛門』花見を勤めます。
初世 野村萬(文化勲章 受章者・人間国宝・芸術院会員)をはじめ、万蔵・万禄他、一門総出演の公演となっております。
年の初めの初笑い、 700 年の歴史ある正統派古典狂言。
豊かな一年となりますこと祈念しつつ 是非ともご高覧賜りたく、皆様のご来場を心よりお待ち致しております。
ネオ狂言 とは
平安時代に庶民のあいだで栄えた「猿楽」という芸能が様式化、洗練され現在の「能・狂言」となり、その後650年間一度も途絶えること無く伝承されてきました。
その過程で失われてしまった(良い意味での)野性味溢れるエネルギッシュな姿を再現する事を目的とした、様式美にとらわれない、新た(ネオ)な分野の狂言です。
第1回の本企画は
〈マンガ〉表現において、「笑い」を極限まで追求し、ある種哲学的な深さを持った作品を創り上げるに至ったマンガ家・赤塚不二夫。
〈狂言〉の伝統を受け継ぎつつ、イタリアの古典仮面劇コンメディア・デッラルテとのコラボレーションなど、常に新しい表現を探求し続けてきた和泉流狂言師・小笠原由祠。
二人の表現者の出会いによって生まれた 新作狂言「ポルチーニ」は、2011年京都国民文化祭にて国宝・二条城にて上演され大好評を博しました。
イタリアの仮面劇と狂言の激しい融合が生み出した 新作狂言「ポルチーニ」
今回はこの作品をリメイクし、 仮面作家でもある小笠原由祠作の能楽面や イタリア伝統仮面を用いて 赤塚作品の不滅のキャラクター達に 新たな命を吹き込みます。
また、「ポルチーニ」の原案でもある 古典狂言の人気曲の「茸」も同時上演し、 古典と新作の両方をお楽しみ頂きます。
狂言 × 赤塚不二夫 × イタリア仮面劇 の 化学反応が創り出す新しい世界を目撃して下さい!!
【 日時 】 | 2024年 1月 13日 (土) 15時 開演 (14時30分 開場) | ||||||
【 会場 】 | 大槻能楽堂
大阪市中央区上町A番7号 |
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【 料金 】 | 一般 5,000円 学生(u-25) 2,500円 *全席自由・税込 | ||||||
【 演目 】 |
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主催・制作 | アトリエ オガ. | ||||||
協力 | 株式会社 フジオ・プロダクション |
【チケットのお申し込み/お問い合わせ】
●アトリエ オガ.
TEL/FAX 06-6942-1577
メールでのお申込み、お問い合わせはこちら
(ticket@atelier-oga.com)
本公演「八犬伝 リターンズ」は、江戸時代に曲亭馬琴によって著された長編小説『南総里見八犬伝』を題材とした新作狂言です。
野村万蔵家一門の総出演に加え、能面・狂言面を用いたアクション俳優が多数参加する本格狂言公演として、2日間にわたり4作品を連続上演いたします。
また、それぞれの演目と親和性の高い狂言一曲を、新作狂言へのプロローグとして上演いたします。
この度の「八犬伝リターンズ」は、長年の取り組みである「見る、知る、伝える千葉 ~創作狂言~」プロジェクト における創作狂言「里見八犬伝」シリーズの4作品をベースに、プロが演じる作品へと再編集し昇華させたものです。
能楽師、日本舞踊家、オペラ俳優、仮面劇俳優、音楽は鬼才・一噌幸弘バンドという錚々たるプロフェッショナルが参加し、 一堂で共演するという今までにない試みであり、演じるプロたちにとっても新鮮な刺激を受ける魅力ある作品となっております。どうぞ、ご期待ください
能楽師狂言方和泉流 小笠原 由祠
【 日時 】 | 令和3年 11月 13日 (土) 一之章 14:00 開演 / 二之章 17:30 開演 令和3年 11月 14日 (日) 三之章 14:00 開演 / 四之章 17:30 開演 ※開演 45 分前よりロビーのみ開場、 | |||||||||||||
【 会場 】 | 袖ヶ浦市民会館大ホール
〒299 0262 千葉県袖ケ浦市坂戸市場 1566 | |||||||||||||
【 料金 】 |
一般 3,500 円 学生(30歳以下) 1,000 円 高校生以下無料ご招待 ※全席自由・料金は税込み ※学生は、当日学生証提示 オンラインチケットのお申込み → コチラ 入力フォームでのチケットお申込み → コチラ | |||||||||||||
【 演目 】 |
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【 出演 】 |
9世 野村万蔵(狂言・野村万蔵家当主) 藤間直三(日本舞踊家・藤間流) 青山郁彦/杉本茜/ Maria Seiren/ヤマザキーナ/神月澪/新村沢美 TAKAKO/加藤充華 音楽:一噌幸弘(笛)/幸弘バンド |
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作・構成 総合演出 |
小笠原由祠 | |||||||||||||
後援 | (公財)千葉県文化振興財団 (公財)千葉市文化振興財団 千葉県教育委員会 袖ヶ浦市教育委員会 | |||||||||||||
主催 | Atelier OGA. アトリエ オガ. tel・fax:06-6942-1577 e-mail :contact@atelier-oga.com ![]() | |||||||||||||
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◆主催:(公財)千葉県文化振興財団 創作狂言「里見八犬伝」シリーズの完結編 「里見八犬伝最終章 ファイナル」
令和4年1月8日(土) 青葉の森公園芸術文化ホールにて上演予定
《出演者変更のご案内》
イクヒコグループとして出演を予定しておりました田代淳人は、新型コロナウィルス感染症の濃厚接触者となったため、出演を取り止めることとなりました。本人は陰性であり、また、他の出演者との稽古に合流する前でしたので、本公演は予定通り開催いたします。
田代淳人の出演を楽しみにされていたお客様には申し訳ございませんが、ご理解をお願い申し上げます。
なお、代役として伊後澤利夫が出演致します。
ご期待下さい!
国立能楽堂 × 狂言 × VFX
「蝸牛~KAGYU~」
2021/2/5(金)19:00~2/18(木)
次世代型ファンコミュニケーションサービス
neo bridge で配信!
小笠原由祠が企画・構成で参加し、自身も出演する「蝸牛~KAGYU~」が、
2021/2/5(金)19:00~2/18(木) 次世代型ファンコミュニケーションサービス neo bridge で配信されました!
能楽界初のオールクロマキー撮影による最新映像を使った狂言公演。見立てによる「作り物」をリアル映像やアニメーションで表現し、狂言の世界観を視覚化しました。
neo bridge での配信は終了しましたが、YouTubeでご覧いただけるようになりましたので、ぜひご覧ください!