■房総の伝承

房総半島には、ヤマトタケルとオトタチバナヒメにちなんだ数多くの伝承が残っています。 走水を渡ったヤマトタケルは、浜に流れ着いたオトタチバナヒメの櫛や衣、袖を見つけ 「君去らず袖しが浦に立つ波のその面影を見るぞ悲しき」 と歌を詠みました。 「木更津」「袖ヶ浦」は、この歌から名づけられた地名といわれています。 「君去らず→木更津」「袖しが浦→袖ヶ浦」というわけです。 「吾妻神社」、「八剣八幡ン神社」にもこのような言い伝えがあり、 他にも房総の地名や神社・寺には数多くの伝承が残っています。 これらの伝承の背景には、この地域の人たちのヤマトタケルやオトタチバナヒメに対する 深い関心が見られるのです。

房総マップ

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